自己PRを、あなたはどんな場面で行いますか?就職活動の時の面接や
履歴書・転職のときなど、様々な場面で的を得た自己PRが必要となります。
ここでは、自己PRとはどんなものなのか、何を主張すればいいのか、
その基本について考えてみましょう。
【自己PRとは?】
自己PRとは、自分が自分自身をどういう人間だと考えているのか、について
発表するものであると考えている方はいませんか?それは間違った解釈です。
その考えのもとの自己PRでは、相手に自分をアピールすることは出来ません。
自己PRとは、自分と言う人間の特徴を相手に納得してもらう作業です。
つまり、自分がどう思っているのかではなく、相手が自分をどう思うかが、
もっとも重要なのです。
では、どうやって自分の特徴を相手に納得してもらえば良いのでしょう?
自己PRのポイントは、抽象的に行うのではなく”具体的に表現する”ことが
ポイントとなります。
例えば、「私は好奇心旺盛です。」と言っても、相手には伝わりません。
それが本当なのか、嘘なのかも分からないし、実感がわかないのです。
相手に納得させる自己PRを行うならば、「私は好奇心旺盛で、映画や
博物館での催しに興味があり、月に4回は博物館に訪れます。」というように
より具体的に、聞いている人間に強い印象を与えることを心がけましょう。
【自己PRのポイント】
就職活動で自己PRを考えている人に、PRポイントを紹介します。
難関企業や人気企業を志望する場合でも”PRポイントを3つ準備する”と、
難関を突破できる!という考えがあります。
PRポイントが3つあればエントリーシートの志望動機以外の欄も
かなり埋められ、面接で「他にPRできることはないの?」と言われた場合にも
すぐ対応できるのです!ポイントは3点は準備してください!
自己PRをするときに、ちょっと気をつけておきたいマナーを紹介します。
マナーを踏まえて、相手にとって気持ちのいい自己PRを行いましょう。
それはつまり、自己PRの成功に繋がります!
【自己PRのマナー】
●自慢をしない
人の自慢話を聞くことは、あまり気分のいいものではありません。
自己PRは、自分の長所や強みをアピールするところであって、
自分を自慢するところではないことを理解しておきましょう。
自分の長所や強みであっても、強く主張しすぎると相手には自慢に聞こえます。
逆に弱く言い過ぎると、相手に”卑屈な人間”という印象を与えてしまいます。
例えば、あなたの”行動力”をアピールしようとして、
”今までに40カ国旅行した”という点を話すとします。この時、国の数を
強調しすぎることには意味がありません。それは自慢です。
ここで強調したいのは、あなたが何のために旅行をし、何を学び、
何を得たかということです。訪れた国の数は言い添える程度にすると、
PRを聞いている人は、あなたを高く評価するでしょう。
このように、同じ内容の話をしていても、どこを強調するかなど、
伝え方次第で相手に気持ちよく受け入れられたり、反対になることがあります。
聞く相手に嫌な思いをさせない自己PRを行いましょう。
●使わないほうが良い言葉
自己PRを行うときに、できれば使わないほうがいい言葉があります。
それは意外にも、指南書などで提示されている言葉であることが多いです。
指南書どおりの自己PRを行うのは、マナー違反になります。
例えば新卒の方の就職試験の時に、あなたが「世の中の人に勇気を与えたい」と
言ったとしましょう。やる気に満ちたいい言葉のようですね。
しかし、このようなお決まりの言葉は、あなたの前に面接を受けた人が
既に口にしていることがあります。あなたの自己PR文は、本当に自分の言葉で
語られていますか?
会社説明会で求める人材像として、会社が提示したような言葉を
そのまま使ってしまうのもまたあまりいいイメージには繋がりません。
あなた自身の言葉で、自己PR文を作る努力をしましょう。
自己PRを書こう!と思ったときに、なかなか上手く書き出せない人は
いませんか?ここでは自己PRの書き方の手順を紹介します!
ぜひ一度この書き方で、自己PRの作成に取り組んでみてください!
【自己PRの書き方】
1.自分の人生を振り返る
今までの人生で自分が打ち込んだこと・感動したこと・挫折したこと・
自慢できること・自分らしいと思うこと・自分を変えた大きな出来事などを
ノートに書き出してみましょう。具体的な体験談を思い出しましょう。
2.自分のPRポイントを考える
次に、いくつでもいいので、自分のPRポイントであると思う点を
書き出してみましょう。友達や知人に、自分の長所について聞いてみてもOK。
また、適性検査を受けていれば、その結果も参考にしてみてください。。
※例:行動力、リーダーシップ、忍耐力、几帳面、協調性など
3.メインテーマを決める
2で書き出した自分のPRポイントの中から、自分が最もPRしたい点を、
出来れば3つ選びましょう。3つが難しければ2つでも構いません。
4.1で書き出した体験談の中から、3で選んだPRポイントを語るのに
最も適した話題を選びます。
5.3分程度で話せる量(1,000字程度)にPR文をまとめましょう。
文章の構成としては、最初にPRポイント(結論)を述べて、
そのあとに理由と具体例を続けるように書いてみてください。
6.自己PRの3分版が完成したら、それを更に短くまとめた1分版を
作成しておきましょう。
7.自己PRの3分版と1分版を声に出して話す練習をしておきましょう。
※会社訪問や面接の度に、不十分だったと思う個所があれば、
その都度修正し、より完成度の高いものにしていきましょう。ただし、自然に
話せるPRにすることが大切です。嘘をかかないようにしてください。
自己PR文を作るときに、参考にしたい例文を紹介します。
あなたのPRしたい”長所”を裏付ける具体例ごとに、例文を紹介しています。
これをさらに、あなた自身の言葉で作り変えてみてください。
【自己PRの例文】
●スポーツを頑張っていたことをアピール!
「中学の時に部活でサッカーを経験し、今も観戦は趣味として続けています。
独自にデータを収集して、好きなチームの戦力分析をするために、
パソコンの使用方法を学ぶ等、自分にとってプラスになっていると思います。」
※このPRでは、スポーツ自体で良い結果が残せていなくても、
あなたがそれを糧に、あなたという人間の幅を広げたことを主張できています。
スポーツを趣味として続けていること自体、好印象に繋がります。
●部活を頑張っていたことをアピール!
「クラブ活動のラグビーでは、毎日とても厳しい練習を経験してきました。
ちょっとのことでは弱音を吐かない精神力が鍛えられたと思います。」
※精神力・体力への自信は営業職などのアピールにとても良いです。
体育会系の部活をみっちりしてきた人は、人間の上下関係についても
勉強していることが強調できます。
●アウトドアの行動力をアピール!
「アウトドアでキャンプを楽しむのを趣味として続けています。
キャンプは段取りが一番大事で、フットワークが要求されます。
この趣味で、自分には行動力や計画力が鍛えられたと思ってます。」
※趣味に関するあなたのポリシー(キャンプには段取りが一番大事)が
上手くPRできた例文です。相手に、自分に対して興味を沸かせることが
できます。物事に”積極的”に取り組む姿勢を主張しましょう。
就職活動を行うとき”この会社に入りたいという志望動機”については、
必ず質問されます。この志望動機をアピールする時に、
上手く自己PRを行いましょう!就職活動の自己PRポイントを紹介します!
【就職活動の自己PR】
●志望動機とは
特に競争倍率の高い企業や官公庁では、”志望動機”は必ずといっていいほど
質問される項目です。就職活動を行うにあたり、志望動機だけはしっかりと
アピールできるように練習しておきましょう。
資格試験のうち、公務員国家1種でも、「どんな仕事をしたいのか」が、
最重要質問項目の一つとなっています。たとえ資格を持っていても、志望動機が
しっかりしていないと、就職活動では成功しないことを覚えておきましょう。
志望動機について考えたとき、ポイントは4つほどあります。
この4つの項目について、自分で事前に整理しておきましょう。
1、なぜその業界に入りたいのか。なぜ他の業界ではないのか。
(公務員の場合:なぜ公務員か、なぜ国家公務員か、なぜ地方公務員かなど)
2、なぜその企業か。同じ業界の中でも、なぜ他の企業ではないのか
(公務員の場合:なぜその省庁か、役所か)
3、なぜその仕事をしたいのか。他の仕事ではないのか。
4、志望先の現状を踏まえた「具体的にやりたいこと・企画」
志望動機について考えるときには、この4つのポイントに添って、
自分の動機を上手く整理しておきましょう。一つ一つに考えていると、
総じて見たときに、それぞれに矛盾が生じていることもあります。
志望動機は履歴書でもアピールできますし、面接でもアピールできます。
詳しく質問されても焦らずに済むように、しっかり推敲しておきましょう。
転職を行うときは、新卒のときよりも上手く自己PRをする必要があります!
転職の時の自己PRは、新卒のときのように”正直なだけ””率直なだけ”では
失敗してしまうと考えてください。
しかし今の時代、転職は決して”マイナスポイント”ではありません。
転職をうまく行うことは、あなたの経歴・職歴そのものがあなたのPRポイントに
繋がることもあります。
ポイントは、転職に”前向き”に取り組むことです!
ここでは、転職の時の自己PRの仕方についてアドバイスします!
【転職で自己PR!】
●前職の退職理由と、志望動機を明確にする
前職の退職理由と、転職を行うにあたっての志望動機、この2点は、
中途採用における質問の定番です。これをきちんと面接官に話せないようでは
転職をする資格はないと思いましょう!
この時は必ず”ステップ・アップのための転職”であるという姿勢で、
自己PRに臨んで下さい。間違っても、前職の愚痴や不満・人間関係の文句を
述べることのないようにしましょう。
たとえ、あなたの愚痴や不満が正当なものであるとしても、
それを口にしてしまうという点で、あなたの評価は下がってしまいます。
あなた自身がトラブルメーカーと思われてしまうので、気をつけましょう。
●経験してきた仕事内容は具体的に
「これまでどのような仕事に携わってきましたか?」と良く質問されます。
この質問は、あなたが即戦力になれるか、また自分が今まで携わってきた仕事の
内容をどれだけ理解してきたかをチェックする意図をもっています。
いろいろな切り口から質問されても答えられるように、今までの仕事内容は
自分できちんと整理しておきましょう。転職にあたって、仕事に対する
モチベーションが高いことをアピールしましょう。
●質問には的確に答える
面接官の質問は、何を聞かれているのかを判断し、それに対して的確な答えを
出せるようにしましょう。転職する人は、新卒の人と同じように、
”緊張してうまく話せない”ようでは困ります。質問には的確に答えましょう。
また、質問の意味が分かりづらかった時は、面接官に質問の意図を聞き直しても
失礼にはあたりません。
面接の場面で、自己PRを行うのは緊張しませんか?自分を評価するものが
数名目の前にいる状態で、堅くなりすぎずに自分をアピールするために!
ここでは、面接での自己PRにおけるアドバイスを紹介します!
【面接でのポイント!】
面接で自己PRを行う際、面接官の質問に対する返答に、
あまり時間をかけられないケースが多いことを認識してください。
面接での自己PRを成功させるポイントは、”嘘をつかないこと”と
”自分の素直な言葉で答える事””面接官の質問を想定しておくこと”です。
【面接官の意図】
ここ数年で流行している面接方法は”集中砲火型面接”です。
あなたの自己PRに対して、面接官がいくつもの質問をしてくるパターンです。
このパターンで、面接官が質問をしてくるときの意図は2つあります。
ひとつは、あなたのPRがウソでないのかを確かめること。もうひとつは、
PRで述べた成果が、偶然でなく繰り返し達成できるかを確認することです。
一つ目の”PRが嘘でないか”を確認するために、「成功のポイントは?」とか
「困難はありましたか?またそれをどう克服しましたか」など、面接官は
いくつかの質問を投げかけてきます。
この質問の対策として、まず一番大切なのはやはり”嘘をつかない”ことです。
自分の本当のPRを行い、自分の言葉で素直に返事をするようにしましょう。
また自己PRを作ったときに、友人や先生に、それに対する質問を
行って、事前に質問に対する答えを考えてみるようにしましょう。
二つ目のPRポイントの再現性ですが、例えばイベントを成功させたとしても
そのときの役割などを聞けば、どの程度その成功に貢献したのかがわかります。
あなたが、そのイベントのリーダーであったのか、または補佐であったのか、
突き詰めて質問されると、あなたが自己PRとして話していたことは、
実は自分の手柄ではなかった、と知らしめられることもあります。
あなたが自己PRしようとしている具体例が、本当に”あなたのPR”に
繋がっているか、今一度確認しておきましょう。
履歴書は、就職活動を行うとき・転職活動を行うときに、すべての会社で
提出を求められる書類です。 面接を行うときには、面接官の手元に
あなたの履歴書が準備されています。
この履歴書とは、あなたをセールスしてくれる重要書類です。履歴書を
充実させて、上手に自己PRを行いましょう!以下に、履歴書で、
自分の表現を加えて自分をアピールするポイントを紹介します!
【履歴書で自己PR!】
●履歴書を作成する前に
履歴書を作成するに当たって、一度自分自身を分析してみましょう。
自分を分析し、自分で自分の特徴を把握することは、”明快なコンセプトで
自分をアピールする”ことに繋がります。
このような客観的視点を持てる人を、企業は高く評価します。
まずは冷静に自己分析を行いましょう。そのために、自分の職歴や実績を
じっくりと整理して、自分の価値を自分で再点検してみましょう。
新卒の人は学校活動だけでなく、転職の人は過去の社内的なことだけでなく、
学校外・社外で受けた研修・講座等もふくめ、様々な角度で
自分自身を見つめ直して、分析してみてください。
●履歴書の基本
履歴書は、内容さえ整っていればいい、というものではありません。
どんなに内容が充実していても、走り書きやワープロ文書の履歴書では、
あなたの魅力を伝えることは出来ません。基本についてお話します。
・履歴書は出来るだけ手書きで、黒又は青の万年筆かボールペンで記しましょう
書体は楷書で、丁寧に書きましょう。誤字や脱字に十分注意してください。
修正液を使用した履歴書は評価を台無しにします。修正液は使用しないでください。
・履歴書の写真はビジネスにふさわしい服装で写ったものにしましょう。
写真はカラーで、剥がれ落ちたときのことを考えて、裏側に氏名を書きましょう。
・持っている資格はすべて記入しましょう。些細な資格でも必ず書いてください。
応募先の業種、職種に関係のあるものはもちろんですが、「取得のために
学校に通っている」「通信教育を受けている」なども、記載したほうが良いです。